2012.07 -ホオラウナ 優勝おめでとう!-
ホオラウナのコンペにあやさんと出場させていただくにあたり、本当にたくさんの方にサポートしていただきありがとうございました。
ソロインストラクター部門で優勝させていただいたのは、レッスンが始まった1月から最後まで応援してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
舞台から降りてクムのお部屋に戻って思ったのことは、「なんて楽しかったんだろう!」の1つだけでした。何を思い出しても楽しい思い出ばかりでした。
えりさクム、Kawena-kumu、ろこ先生とのレッスンはいつも新しい発見がありました。一歩の足、1つのステップ、肩の動き、手の流れ1つ1つを教えていただきました。
ホイケで麻布Advで一緒に踊ったLei ana Ni'ihauと、Ni'ihau ka heke la eaをKawena-kumuが素敵にアレンジしてくださいました。録音した曲をレッスンの行きも帰り、通勤の電車の中でも聞きながら練習していました。次のレッスンまでに出来ていないことも多々あったかと思いますが、クムは何度も優しく教えてくださいました。
サポートTシャツを見たときの驚きと嬉しい気持ちは一番覚えています。クラスのレッスンで皆が着てくれているだけで、「がんばろう!」と思えたこと。皆が体を張って(?)応援してくれることがとっても嬉しくて、ポジティブな気持ちでいつも前に向かせてくれました。
ファンドレイジングでもたくさんサポートをしていただきました。イントラの皆が先頭に立って動いてくださったことは私が知らない部分もいっぱいあると思います。目に見えない部分でもたくさんのサポートがあったことに本当に感謝しています。
そんな中、5月に思いもよらぬアクシデントがあり右半身が動けなくなりました。休むことへの不安や踊れないことに対して苛立ちで孤独に感じることもありました。身体を思い切り動かせない私に、えりさクムはいつも私をフラへフォーカスしてくれました、「イメージトレーニングをいつもしておくように」と。それまでに教えていただいたことを書いたノートを見つめ直しながら、ちゃんと踊れるようになるのかなと不安でいっぱいでしたが、徐々に身体を慣らすように練習するようになりました。毎夜毎夜、母に湿布を貼ってもらいつつ、クラスの皆さんにもご心配をおかけしました。「今は無理しちゃだめだよ」と皆が大事に言っていただいた言葉が忘れられません。ベストコンディションではないけれど、無理をせずに今の自分と踊れるように、身体と話し合いながら踊ることを学びました。
ソロレッスンを再開し、仮縫いの段階で初めてお衣装を見せていただきました。ろこ先生がイメージされて作っていただいたドレスは本当に素敵で、とっても嬉しかったです。身体にもぴったりとフィットしました。そして何よりファンドレイジングしていただき、オハナの皆さんからのお衣装は、纏った以上の重みがありました。私が休んでいた間にもホオラウナに向けて進めてくださっていたことを知り、幸せと感謝でいっぱいになりました
最後まで、さらにいい踊りが出来るようレッスンしていただきました。
ハワイに着いてからは、Kawena-kumu がお手配してくださり、オハナバンドのZos-san、Eric-san、Mahealani-san、Ula-kumuとLoeaとの合わせ練習をしていただきました。
身につけたニイハウシェルレイは5つ、Anti Alice-sanの、LoeaのGrand motherからの大切な大切なレイを身につけて、怖いと思いました。こんなに大切なレイをLoeaが貸してくださったことにドキドキし、身体が強張って思うように踊ることも、音を聞くことも出来ませんでした。最後の練習は本当に上手くいかなかったです。その日、エキシビジョンで、ナウパカの全員が一番の笑顔で踊られている姿を見て、感動していた興奮が嘘のように消えてしまいました。身体が緊張したこともあり、いつも以上に多い湿布を貼って眠りました。
当日は余裕を持って部屋でベーシックをしてからクムのお部屋に向かいました。たくさんの感情が重なるかもしれないけれど、集中しなさいとおっしゃったえりさクム。昨日の残念な練習を思い出しながら顔を上げると、あやさんの左手が伸びていました。コンペに向けて、いつも側にあやさんがいてくれました。ここぞという時にものすごく強い精神力を持っているあやさんに何度も助けられました、そして当日も。あやさんの手を握り返して準備が進みました。
白いパンツにオレンジのTシャツの6人のサポートメンバーはとてもカッコよかったです。キリリとしていて無駄がなく、Ula-kumu、えりさクム、Kawena-kumuと一緒に私たちを最後までサポートしてくれて本当にありがとうございました。そっと皆が背中を押し続けてくれていたことが、どんどん踊りに集中することに繋がっていきました。サポートチームのお部屋でバンドの皆さんとサポートチームの皆で一緒の時間を過ごし、自分が出来る小さなことに気付くことを学びました。
あやさんの踊りは私からは見ることが出来ませんでした。ただ、舞台越しに観客席でろこ先生が泣いていらっしゃるのが見えました。一番素敵に踊っていらっしゃることが、見ているみんなの顔で分かりました。帰ってきたときのあやさんのお顔を見て、「楽しかったよ」と聞こえた気がしました。次に名前が呼ばれる最後まで肩をさすっていてくれていたみおさんの手が忘れられません。
Ula-kumuの声が聞こえ、Loeaの視線を感じ、私はバンドさんの音楽に入っていくことができました。
ニイハウシェルを見て、ナウパカの皆を見て、空を見て、あっという間のホオラウナの舞台でした。
えりさクムの、クハイハラウのフラをもっと踊りたいと思ったことがきっかけでした。
学ぶことはいつもたくさんありますが、学ばせていただいたことを次は自分から皆とシェアできるよう、また前に進んでいきたいと思います。
応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
Sayako.y
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