我々は、コロナ禍、2月からずっと、舞台で踊ることはなかったですね。
半年が過ぎたころには、通常のレッスンも復活したクラスが多く、皆レッスンできるだけで満足。でもパフォーマンスの素晴らしさを実は、忘れかけています。やはり、舞台で踊る楽しさは言葉では言い表せません。今回、高輪ワイワイ祭りができないためにオンラインYOU TUbe発信の高輪サークル発表会を、行政がみなと区民センターホールにて開催。私たちも、喜んで参加表明しました。ところが1週間前に、埼玉の劇団のクラスターのニュースが飛び交い、主宰者の私には不安を煽りました。そんな時にインストラクターの暦ちゃんが、『クム、マスクを衣装に合わせてデコりましょう。マスクをしていれば、危険指数が極端に少なくなります!』とラインをくれて、彼女が試作で作ってみたマスクの写真を見たら、感激でした。なんて素敵なんでしょう。これならば、ダンサーの素敵な笑顔に太刀打できるかもしれない、と前向きな気持ちになれました。ダンサーのhaumanaさんも、きっとこんなに素敵なマスクを手作りしてくれた暦ちゃんのアロハを感じて、マスクの下に満面の笑みを浮かべてくれるんじゃないかな、と。
そして迎えた当日。混んでいたらどうしよう、と恐る恐る出向いたら、私たち以外の出演者の方々と一緒になることは全くなく、掃除、消毒が徹底されており、舞台でのリハーサルも充分時間をくださって、大満足なパフォーマンスをダンサーのハウマナの皆さんと楽しむことができました。わたしはMC担当でしたが、暗転になり、ダンサーが出番で舞台にラインアップしているときに、ナレーションをする、それだけで気持ちが引き締まりましたよ。舞台の一部を担っている感覚をひしひしと感じました。
当日、踊らずにスタッフで頑張ったアラカイのしずかさん、りえさんとわたしはフェイスガードでしっかり準備していましたが、とても安全でしたので本当に嬉しく不安なく皆さんを誘導できました。
出演してくれたハウマナの皆様ありがとうございます。また、スタッフで生徒さんをサポートした、しずかさんりえさん、ありがとう。そして、マスクから、踊りから、忙しかった暦さん、心より感謝しています。